金融・労働研究ネットワークは「働き甲斐ある職場をどう実現するか──ジェンダーの視点を基軸に」をテーマとする研究会を2024年6月29日に開催しました。研究会では、今年出版された駒川智子・金井郁編著(2024)『キャリアに活かす雇用関係論』世界思想社をテキストに、同書編者・執筆者の駒川智子教授(北海道大学)、金井郁教授(埼玉大学)、川村雅則教授(北海学園大学)から報告を受け、金融労連さわやか信金従組の倉澤友輔委員長から「育児短時間勤務制度拡充の取り組みについて」職場を変えていく実践として報告を受けました。
第10章を執筆された川村教授は「非正規雇用をめぐる問題ーまっとうな雇用の実現を目指して」と題して、非正規労働者の正規労働者との格差是正が目指されている中で、公務部門で格差是正に逆抗する会計年度任用職員制度の新設・拡大の問題などを学生はどう受け止めるかなど報告しました。
川村教授報告を開く「キャリアに活かす雇用関係論」に寄せて ③ 川村雅則 (2024年11月1日up)
川村教授報告資料を開く第10章 ⾮正規雇⽤ まっとうな雇⽤の実現のために