Author Archives: iflj


研究会のお知らせ(9月17日up)

研究会のお知らせを更新しました。


コラム 映画紹介 「誰も知らない基地のこと」

 7月16日、原発再稼動反対で17万人が集まった代々木公園で、名古屋から参加された金融ユニオンの脇田勇さんにお会いしました。脇田さんは東海銀行賃金差別是正闘争など、銀産労創立以前から銀行労働者の権利を守りたたかってこられた先輩で、今も愛知県信用組合の労災裁判に取り組んでいます。映画の話題でコラム欄に原稿をお願いしたところ、外国人の目で見た米軍基地問題・沖縄の問題の映画を印象的な言葉で紹介していただきました。(2012年8月26日up)

表示・ダウンロード:コラム 映画紹介 「誰も知らない基地のこと」


メッセージとコラム(2012年8月26日up) 

映画紹介 「誰も知らない基地のこと」 脇田勇


上条弁護士が講演 橋下ファシズム ふたばの芽のうちに摘み取ろう(2012年8月26日up)

 7月29日(日)、東京法律事務所の上条貞夫弁護士(東京憲法会議幹事長)は、東京目黒区の目黒革新懇で大阪の橋下市長と大阪維新の会の危険な動きについて講演を行い『ファシズムの目は双葉の芽のうちに摘み取らなければならない』と訴えました。 「橋下ファシズム―いまが大事」のテーマで行った講演で、上条弁護士は、大阪維新の会が大阪府議会で過半数を獲得し、大阪市議会で第1党となり、大阪市の全職員に「組合活動に参加したことがあるか」などのアンケートを業務命令によって行ったことを「驕りに走った跳ね上がり あからさまな本音の実行」と批判。 同時に、こうした橋下氏の人権無視の行動に対して、橋下氏も属する大阪弁護士会や日本弁護士連合会が即座に抗議声明をあげ、大阪府労働委員会が中止勧告を行ったなど、橋下氏が予想しなかった社会的批判が急速に広がったことも確認。 橋下流の宣伝の手法として「大阪を変える」「既存の政治勢力はアテにならない」など単純な言葉を繰り返し、いきなり感性に訴えることを指摘。上条弁護士自身が受けた軍国主義教育の体験や、ドイツの友人から送られた資料を基に、ファシズムを経験したドイツ市民の体験と証言を使って詳しく解説しました。また、ナチスがドイツ国会選挙で躍進して196議席を獲得した1932年に、社会民主党が121議席、ドイツ共産党が100議席得ていたにも関わらず、反ファシズムで統一闘争を組むことができず、ファシズムの進出を阻止できなかったなどの事実をも紹介。橋下ファシズムの危険性に対するたたかいの重要性を訴えました。(2012年8月26日up) 表示・ダウンロード:「橋下ファシズムとナチス―いまが大事」上条貞夫弁護士講演レジュメ


「船橋信金出資金返還訴訟」

2002年に経営破たんした船橋信金では、金融行政による破綻処理を回避しようと経営陣が自己資本比率改善を目的とした出資金募集キャンペーンが繰り広げられました。破たん処理の強行によって地域で集められた出資金は返却されず多数の被害者を生み出しました。被害者たちは、裁判に提訴して救済を求めました。金庫経営陣と金融行政を被告として争った一審の千葉地裁判決は旧金庫経営陣の責任を一部認めました。2審東京高裁で被害者原告たちは、高齢化が進むことから1審勝利部分の確定と救済を優先して金融行政の責任は問わずに法廷でのたたかいをすすめました。船橋信金出資金返還訴訟原告団の取り組みを紹介します。(2012年7月21日up)
表示・ダウンロード:船橋信金出資金裁判被害者44人分、1億円の支払い実現


メッセージとコラム(2012年7月21日up)

メッセージとコラムのページに、コラム「独り言」(平石裕一)をアップしました。


交流のひろば(2012年7月21日up)

交流のひろばに船橋信金出資金裁判被害者44人分、1億円の支払い実現をアップしました。


コラム 「独り言」 平石裕一

 平石裕一さんは、信用金庫協会などで協同組織金融機関が協同組合としての本来の役割を発揮することを目指して調査・研究活動されてきました。退職後も「協同金融研究会」設立にかかわり、銀労研でも定例研究会や銀行労働者夏期講座で講演を引き受けていただき、調査時報にもたびたび執筆していただきました。コラムに原稿をお願いしたところ、電光石火のごとく送信していただきました。(2012年7月18日up)

表示・ダウンロード:コラム 「独り言」 平石裕一


論文とレポート(6月23日up)

論文とレポートにバスティアン・ヴァン・アペルドーン「ユーロ危機と新自由主義的欧州の危機:欧州多国籍企業エリートのジレンマ」を追加しました。


ニュースレターNo2追加

トップページにニュースレターNo2(ニュースレターNo2)を追加しました。


コラム 「セクハラ労災で業務上認定」尾藤憲和

 金融・労働研究ネットワークが4月7日に開催した定例研究会に、商工中金OBの尾藤さん(名古屋在住)が参加されました。商工中金現役のころから、職場で働くものの権利を守る取り組みに積極的に参加してきた尾藤さんです。その後、社会保険労務士となって労働相談などさらに充実した活躍ぶりを話してくれました。尾藤さんが持参された月刊「社労士」に尾藤さん執筆のレポート掲載されていました。レポートでは、セクハラ労災の被災女性労働者が、労基署で労災不支給とされ、労働災害保険審査官の審査でも請求棄却とされた事件で、尾藤さんが代理人となって労働保険審査会に再審査請求を行い「現処分取消」の裁決を勝ち取り、労災認定を実現しました。労災のたたかいでは、労基署がなかなか業務上認定をせず、審査官への請求でも棄却され、再審査請求でも労災と認められることが非常に厳しい現実があります。尾藤さんの「現処分取消」裁決=業務上認定の実現は、労災をたたかっている人々に大きな励ましです。セクハラ労災について尾藤さんのコラムを紹介します。
(2012年4月30日up)

表示・ダウンロード:コラム「セクハラ労災で業務上認定」尾藤憲和


メッセージとコラム(2012年4月30日up)

メッセージとコラムのページに、コラム「セクハラ労災で業務上認定」(尾藤憲和)をアップしました。


メッセージとコラム(2012年4月23日up)

メッセージとコラムのページに、コラム 『貧しき人々の群れ』舞台で「原発NO!」1万6千人 (小林寿太郎)をアップしました。


コラム 「『貧しき人々の群れ』舞台で「原発NO!」1万6千人 小林寿太郎

 中央労金の小林寿太郎さんからのコラムです。小林さんは東京労金労組(現中央労金労組)の機関紙を担当していたころから、銀労研の「ひろば」や「調査時報」に原稿を執筆してきた方です。原発稼動反対の声を、宮本百合子の『貧しき人々の群れ』と結びつける視点は、読書家の小林さんならではです。(2012年4月23日up)

表示・ダウンロード:コラム 「『貧しき人々の群れ』舞台で「原発NO!」1万6千人 小林寿太郎


研究会報告(2012年3月13日up)

研究会報告のページに、当ネットワークの定例研究会(2月25日土曜日)報告レジュメ「社会保障と税の一体改革―格差社会の中での税制改革の在り方―」をアップしました。


メッセージとコラム(2012年3月13日up)

メッセージとコラムのページに、コラム「登り窯で茶碗を焼く夢」(高田太久吉教授)をアップしました。


論文とレポート (2012年3月11日up)

論文とレポートのページに、静岡大学の鳥畑与一教授執筆論文「震災復興と二重債務問題-債権買取り機関設立を中心に-」をアップしました。


金融・労働研究ネットワーク設立の集い開催(2012年3月4日up)

金融・労働研究ネットワーク準備会は1月21日、東京千代田区の厚生会館ホテルで「『金融・労働研究ネットワーク』設立の集い」を開催しまし。「集い」では、東京法律事務所の上条貞夫弁護士から「金融・労働研究ネットワーク設立の意義―銀行労働研究会の継承発展」と題して記念講演を受けました。上条弁護士は、講演の中で戦後の金融労働運動をふりかえり銀行労働研究会が『銀行労働調査時報』『ひろば』(2誌は2000年に『金融労働調査時報』に統合)の発行と、研究会活動を通じて果たしてきた役割を解説。銀行労働研究会の運動の蓄積を「金融・労働研究ネットワーク」に継承させていくことの意義を訴えました。上条弁護士の講演を受けて、「集い」に参加した研究者、労働組合活動家はそれぞれの研究活動や、組合運動の経験と銀行労働研究会とのかかわりを紹介。運動の中で研究活動を継続し交流する場を確立していくことの意義が確認されました。この「集い」で、金融・労働研究ネットワークが設立され、代表に高田太久吉中央大学名誉教授が就任。運営委員として合田寛氏(政治経済研究所)、鳥畑与一教授(静岡大学)、平澤克彦教授(日本大学)、忍田年勝氏(金融労連副委員長)、千葉史人氏(金融労連中執)、事務局長に田中均氏(元銀行労働研究会)の就任が確認されました。
上条弁護士記念講演要旨 上条貞夫弁護士講演レジュメ


論文用ページを(仮)設置しました。

現在作成中の論文やコラムのためのページを試験的に公開します。

アドレス
http://www.leaf-line.jp/~iflj/archive/

現在は論文やレポートなどをPDF形式で公開していますが、Web上での利便性を考えるとページの本文として公開したほうが好ましいと考え、上記ページを作成しています。


研究会報告「社会保障と税の一体改革―格差社会の中での税制改革の在り方―」

報告者 合田寛氏
 金融・労働研究ネットワークは2月25日(土)、定例研究会を開催。マスメディアが財政赤字を喧伝し消費税増税不可避論がひろがる中、「社会保障と税の一体改革―格差社会の中での税制改革の在り方―」をテーマに政治経済研究所の合田寛氏から報告を受けました。当日の報告レジュメをPDF版でアップします。合田氏の近著「格差社会と大増税」(学習の友社)と合わせて活用されることをおすすめします。ファイルが横向きに表示される場合、ツールバーの「表示」をクリックして「表示を回転」で右に90度回転させてください。(2012年3月13日up)

表示・ダウンロード:報告レジュメ「社会保障と税の一体改革―格差社会の中での税制改革の在り方―」


コラム 「登り窯で茶碗を焼く夢」 高田太久吉

高田先生からのコラムです。3月5日にお会いしたときに、何か書いてくださいとお願いしました。締め切りを「来週までに」としたところ、翌日、3月6日に受信ありました。山登りに行かれることはお聞きしていましたが、こちらのほうもなかなかのはまりようであります。(2012年3月13日up)

表示・ダウンロード:コラム 「登り窯で茶碗を焼く夢」 高田太久吉


震災復興と二重債務問題-債権買取り機関設立を中心に-

著者:鳥畑与一
この論文は静岡大学の鳥畑与一教授からの投稿論文です。鳥畑教授は信用金庫や信用組合、労働金庫など協同組織金融機関の経営のあり方などを研究している「協同金融研究会」主催の第9回シンポジウム「地域復興・再生と協同組織金融機関~被災地の復旧・復興の課題は何か~」に、コーディネーターとして参加し震災からの復興が直面している問題を指摘しました。(2012年3月11日up)

表示・ダウンロード:(論文)「震災復興と二重債務問題-債権買取り機関設立を中心に-」


お知らせページを追加しました

金融・労働研究ネットワークの新着情報を掲載する為のお知らせページを追加しました。
ニュースレターNo1をアップしました。ニュースレターNo1


「公益財団法人生協総合研究所 2011年度 第6回公開研究会のご案内」

公益財団法人生協総合研究所は2011年度 第6回公開研究会として「地域福祉への貢献に向けた生協における生活相談を考える-生活困窮者・多重債務者への相談・貸付事業の調査研究から-」を開催します。セーフティネット貸付実現全国会議のメーリングリストで配信されてきました。(2012年2月20日up)
表示・ダウンロード:多重債務相談貸付事業 公開研究会のご案内(最終)20120206


「多重債務・貧困対策NEWS」04

「多重債務・貧困対策NEWS」を転載します。今回は「大阪読売テレビ」の番組(7日の放映)が「改正貸金業法」をあたかも悪法であるかのごとく扱ったことについて、「大阪クレジット・サラ金被害者の会」(大阪いちょうの会)が「緊急抗議、ならびに要請文」を送り厳重に抗議したことなどが紹介されています。(2012年2月20日up)
表示・ダウンロード:貧困対策ニュース4 2012 2 19


「多重債務・貧困対策NEWS」03

「多重債務・貧困対策NEWS」を転載します。こちらのホームページへの転載が遅れてしまったことをお詫びします。(2012年2月15日up)
表示・ダウンロード:貧困対策ニュース3 2012 2 4


「協同金融研究会」第9回シンポジウムのお知らせ

信用金庫や信用組合、労働金庫など協同組織金融機関の経営のあり方などを研究している「協同金融研究会」は「地域復興・再生と協同組織金融機関~被災地の復旧・復興の課題は何か~」をテーマに会第9回シンポジウムを開催します。日時は2012年3月10日(土)12:30~17:00。場所は日本大学経済学部7号館講堂(JR「水道橋」駅下車2分)。シンポジウムの詳細、会場などのお知らせは下をクリックしてください。(2012年1月29日up)
表示・ダウンロード:協同金融研究会 第9回シンポジウムのお知らせ


「多重債務・貧困対策NEWS」02

「多重債務・貧困対策NEWS」を転載します。今回は、第4回貧困を考える連続市民シンポジウム「労働現場の最前線――『働きたい』と『働けない』の間で」27日京都、などが紹介されています。(2012年1月23日up)
表示・ダウンロード:貧困対策ニュース2 2012 1 21


「多重債務・貧困対策NEWS」01

「多重債務・貧困対策NEWS」を転載します。今回は、シンポ「知っていますか?子どもの貧困~子ども・若者の支援と私たちにできること~」29日大阪、などが紹介されています。(2012年1月21日up)
表示・ダウンロード:貧困対策ニュース1 2012 1 9


(報告要旨)「欧州金融・財政危機の構造と焦点」

この報告要旨は2011年11月24日に開催された協同金融研究会、第104回定例研究会に際して準備されたものです。報告では欧州の金融・財政危機をとらえる視点として公務員が多すぎるとか、赤字国の財政規律問題とは別にEUとユーロ体制が持っている構造的な不安定さが示され赤字国責任論では問題を解決できないことが指摘された。
2012年1月19日up
表示・ダウンロード:高田教授報告要旨