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協同金融研究会第154回定例研究会のお知らせ(2024年8月25日up)

協同金融研究会第145回定例県協会のお知らせを「交流のひろば」にアップ

協同金融研究会第154回定例研究会のお知らせ


協同金融研究会第154回定例研究会の開催のお知らせ(2024年8月25日up)

協同金融研究会は以下のように定例研究会を予定しています。

○開催日:2024年9月11日(水)午後6時~7時45分
テーマ:「協同組織金融機関と対話」
講 師:山口 省蔵 氏(株式会社金融経営研究所代表取締役、「熱い金融マン協会」代表、
NPO法人金融IT協会理事長)
○開催形態:Zoomミーティングによるオンライン開催
○会 場 :プラザエフ5階「会議室」(「四ッ谷駅」下車、麹町口出口前)
○参加費 : 1人1,000円 (学生・院生は無料)

ご参加ご希望の方は下記研究会のお知らせを開き申し込みください。

協同金融研究会 第154回定例研究会の開催のお知らせ(2024年8月25日up)


ネタニアフ首相が米議会で演説 (2024年8月13日up)

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ネタニアフ首相が米議会で演説


ネタニアフ首相が米議会で演説 (2024年8月13日up)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が7月24日、米議会上下両院の合同会議で演説した。パレスチナのガザ地区で、イスラエル軍の攻撃によって一般市民の犠牲が4万人に迫り、国連国際刑事裁判所(ICC)の検察官が、ネタニヤフ首相らイスラエル閣僚と、イスラム組織ハマスの指導者に、戦争犯罪容疑で逮捕状を請求しているなかでの、ネタニアフ招請に対して強い批判の声が上がった。

アメリカのインターネット配信ニュースの「デモクラシィ・ナウ」では、2023年10月7日以降のイスラエルによるパレスチナのガザ地域内する攻撃の状況を様々な視点で、現地からの訴えを含めて精力的に報じています。ここでは、同ニュースの配信記事から、国際的に批判を浴びているジェノサイド=市民に対する無差別攻撃を、イスラエルの防衛権の行使とうそぶく演説に対して、イスラエル市民からも強い批判が寄せられていることを紹介します。

イスラエルに住む人々の政権批判から明白になることは、①ネタニアフ政権はイスラエルの多数の市民を代表していないこと、②ガザ地域でのジェノサイドはこのネタニアフ政権が政権にしがみつくために強行されていること、③その結果としてイスラエルの市民もイスラエルの国の存続に不安をいだいていること、④イスラエルの一方的な建国、非ユダヤ教徒に対する人権抑圧・アパルトヘイト政策が長年にわたる紛争の根底にあること、⑤1948年のイスラエル建国以前のパレスチナはイスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒の三者が同じコミュニティの構成員として共存してきたことです。

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「ひろば」編集長 志賀寛子さんの思い出(2024年8月3日up)

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「ひろば」編集長 志賀寛子さんの思い出

 


銀労研「ひろば」編集長 志賀寛子さんの思い出(2024年8月3日up)

当金融・労働研究ネットワークの前身である銀行労働研究会は、全国銀行従業員組合連合会(全銀連 1947年結成1956年解散)から継承された青年婦人部向け半月刊誌「ひろば」を201年まで発行していました。その「ひろば」を全銀連以来2010年に終刊するまで編集し続けた志賀寛子さんが2022年5月になくなられています。3回忌にあたる今年5月に「思い出」をお願いし、3名の方からご寄稿いただきました。志賀寛子さんと30年間銀労研の仕事をしてきた田中均の紹介文と合わせてアップしました。

志賀寛子さんの思い出を読む銀労研発行「ひろば」編集長志賀寛子さんの思い出(2024年8月3日up)


政治経済研究所公開研究会のお知らせ(2024年7月26日up)

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政治経済研究所公開研究会のお知らせ(2024年7月26日up)

政治経済研究所は8月26日に、以下のように公開研究会を予定しています。

日時 2024年8月26日(月)午後2時―4時(質疑の関係で伸びることがあります)
論題 消費税の減税・廃止論をどのように考えるかー所得税との比較による論点整理ー
講師 深澤映司(元国立国会図書館専門調査員)
方式 ZOOM方式
参加方法 Peatixから誰でも申し込めます 参加費用500円です
なお研究所の維持会員・研究会員の方は研究所HPからお申込み下さい
申込者には開催日前日、ZOOM情報と事前配布資料が送信されます。

報告趣旨
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大を背景に、ドイツやイギリスなど、付加価値税(日本の消費税に相当)の時限的な減税に踏み切る国々が相次いだ。日本では、コロナ禍よりも前から消費税の減税や廃止を求める向きが見られ、そのような状況は、今日においても続いている。一方で、日本国内には、消費税の減税や廃止は行うべきではないと指摘する向きも、依然少なからず見受けられる。
このような中、消費税の減税・廃止の是非をめぐる議論を客観的かつ科学的な内容にしていくためには、そもそも消費税がどのような性格を持った税であるのかについて、改めて確認を行っておくことが有益であろう。
そこで、消費税の本質について経済学的な視点も交えつつ論点整理を行い、今後の議論の参考に供することとしたい。
報告では、消費税がどのような税であるのかを所得税との対比を通じて明らかにした上で、消費税と所得税の優劣について、理想的な税が満たすべき3つの基本的な条件(中立、公平、簡素)のそれぞれと照らし合わせて、考える。

・講師略歴
参議院事務局 特別調査員、富士総合研究所 主任調査員(金融・財政統括)、みずほ総合研究所 財政金融調査部長などを経て、2004年に国立国会図書館に入館。同館の調査及び立法考査局において、財政金融課長(2016~2020年)、財政金融調査室主任・専門調査員(2020~2024年)として、国会議員向けの情報提供業務に従事。
・現職:元国立国会図書館調査局 専門調査員

Writings of Eiji Fukasawa in Research Bureau of National Diet
消費税の減税論・廃止論について 福光


政治経済研究所から研究会のお知らせ(2024年6月14日up)

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政治経済研究所から研究会のお知らせ


政治経済研究所から研究会のお知らせ(2024年6月14日up)

政治経済研究所が以下の研究会を予定しています。

①中小企業問題研究室・現代経済研究室共催研究会のご案内
テーマ 現代の中小企業が抱える現状と課題
    : 逆境を乗り越える中小企業の経営とは何か
報告者 石井泰幸(千葉商科大学サービス創造学部教授)
日 時 2024年6月15日(土)14時~16時
参加費 無料
場 所 オンライン
中小企業が生き残る経営の在り方のヒントを、C. バーナードやP. F. ドラッカーをはじめとする経営学者の思想にさかのぼることによって探る。

②現代経済研究室・国際問題研究室共催研究会のご案内
テーマ 中国の少⼦⾼齢化と社会福祉制度
報告者 片山ゆき(ニッセイ基礎研究所保険研究部主任研究員)
日 時 2024年6月28日(金)14時~16時
参加費 無料
場 所 オンライン
中国の人口動態、社会保障財政、社会保障が抱える課題を概観し、今後の中国の社会保障制度がどのような方向に向かおうとしているのかを解説します。

③国際問題研究室研究会のご案内
テーマ 近年の英ASEAN関係制度化の歴史的背景:英国の東南アジア地域安全保障への関与に注目して
報告者 永田伸吾(金沢大学人間社会研究域客員研究員)
日 時 2024年7月7日(金)14時~16時
参加費 無料
場所  オンライン
ASEANが英国を新規域外対話パートナーに承認した背景を探る研究会です。ASEAN設立から現在までの英国の安全保障関与を解明し、将来の外交影響を考察します。

詳細と参加申し込みは公益財団政治経済研究所へ。


「キャリアに活かす雇用関係論」に寄せて① 田中均(2024年6月13日)

「キャリアに活かす雇用関係論」に寄せて①を「研究会報告」にアップ

「キャリアに活かす雇用関係論」に寄せて①


「キャリアに活かす雇用関係論」に寄せて① 田中均(2024年6月13日up)

今年1月に出版された「キャリアに活かす雇用関係論」(世界思想社)は、職場における男女格差をどう解消するか、働く者の権利をいかに発展させるかが編集の柱となっています。北海道新聞2月4日付は「企業男女格差どう解消」の見出しで、同書執筆者の駒川智子北海道大学教授と北海学園大学の川村雅則教授へのインタビューを掲載。同書の編者の一人でもある駒川教授インタビューの見出しは「現状を変える思考力を」とあり、川村教授インタビュー記事見出しは「性別役割分業を見直せ」として同書に託した思いを示しています。また、3月2日には出版記念シンポジウムが東京のお茶の水女子大学で開催されました。同書を読み進め、出版記念シンポジウムにも参加する中で、金融労働運動の立場からどう受け止めるか考えました。駒川教授の「現状を変える思考力」をどう受け止めるか。

全文を読む「キャリアに活かす雇用関係論」に寄せて① 田中均(2024年6月13日up)


金属労研公開研究会のお知らせ(2024年6月11日up)

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金属労研公開研究会のお知らせ


金属労研公開研究会のお知らせ (2024年6月11日up)

金属労働研究所は「労働組合活動の活性化を目指してーアメリカの労働運動調査から-」をテーマに公開研究会を開催します。

日時 2024年6月15日(土)13時30分から
会場 東京南部労政会館第5集会室(JR大崎駅から徒歩3分)リモート参加も可
報告 レイバーノーツ大会に参加して 生熊茂実(金属労研運営委員長)
アメリカの労働組合運動について 岡田則夫(アメリカ労働運動研究者)
最近のアメリカ労働運動の変化 布施恵輔(全労連国際局長)

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全労連 レイバーノーツ大会報告集会のお知らせ(2024年6月11日up)

全労連レイバーノーツ大会報告集会のお知らせを「交流のひろば」にアップ。

全労連 レイバーノーツ大会報告集会のお知らせ


全労連レイバーノーツ大会報告集会のお知らせ(2024年6月11日up)

昨年の全米自動車労組によるストライキなど、米国労働運動が高揚しています。その中で「労働運動に運動を取り戻す」を掲げ、労働組合の民主化に取り組んできたレイバーノーツの活動が注目されています。この間、全労連はレーバーノーツの活動化を招き報告を受けるなど交流を進めてきました。今年4月19~21日に米国・シカゴで開かれた2024レイバーノーツ大会には、全労連・国民春闘共闘委員会の呼びかけにより39人(学者・弁護士等を含む)が参加し、米国労働運動高揚の最前線から組織化や組合結成の教訓を直接学び交流してきました。全労連は「2024レイバーノーツ大会報告集会」開催を予定しています。

1 日時:2024年6月25日(火) 18:30-20:30
2 会場:全労連会館2階ホール 及び オンライン(Zoom)
3 内容:・レイバーノーツ大会紹介ビデオ上映
・パネルディスカッション「レイバーノーツ大会から何を学ぶか」
など
4 参加申込:会場参加・オンライン参加とも、下記リンクより参加申込をしてくださ
い。
https://forms.gle/S31yeoKX53cLcSZr5

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公正な税制を求める市民連絡会・オンライン学習会のお知らせ(2024年5月30日up)

「公正な税制を求める市民連絡会・オンライン学習会のお知らせ」を「交流のひろば」にアップ。

公正な税制を求める市民連絡会・オンライン学習会のお知らせ


公正な税制を求める市民連絡会・オンライン学習会のお知らせ(2024年5月30日up)

公正な税制を求める市民連絡会は以下の日時でオンライン学習会を予定しています。

日時:2024年6月5日(水)18時30分~20時
方式:オンライン(Zoomウェビナー)
参加資格:どなたでも参加できます。下記からお申込みください。無料・カンパ歓迎
【内容】
1 開会あいさつ
宇都宮健児(弁護士。公正な税制を求める市民連絡会・共同代表)
2 講演
「巨大企業の独占パワーと不平等 〜 オックスファム報告書(2024年)」
合田 寛(公正な税制を求める市民連絡会・幹事)
3 質疑応答
4 閉会あいさつ

オンライン学習会のお知らせを開く公正な税制を求める市民連絡会・オンライン学習会のお知らせ(2024年5月30日up)


首都圏青年ユニオンの3人が米レイバーノーツ大会を報告(2024年5月23日up)

「首都圏青年ユニオンの3人が米レイバーノーツ大会を報告」を「論文とレポート」にアップ

首都圏青年ユニオンの3人がレイバーノーツ大会を報告


首都圏青年ユニオンの3人が米レイバーノーツ大会を報告(2024年5月23日up)

アメリカの労働運動がストライキで積極的に闘って勝利するなど活発になり注目されています。アメリカの労働運動では機関紙「レイバーノーツ」を発行し、労働運動の活性化を支える団体レイバーノーツが大きな役割を果たし、活動家が来日して、全労連の集会でも講演し交流を深めています。レイバーノーツは2年に1度大会を開いていますが、今年4月に開かれた大会に全労連から38名が参加しました。その中で首都圏青年ユニオンから原田仁希さん、尾林哲矢さん、冨永華衣さんの3人が参加しています。5月1日の公務公共一般のメーデー当夜祭で、首都圏青年ユニオンの3人がレイバーノーツの大会の報告をおこないました。報告の中からアメリカの労働運動の盛り上がりを支えているエネルギー、運動の考え方が伝わってきました。

全文を開く首都圏青年ユニオンの3人が米レイバーノーツ大会を報告(2024年5月23日up)


協同金融研究会総会と研究会のお知らせ(2024年5月22日up)

協同金融研究会総会と研究会のお知らせを「交流のひろば」にアップ。

http://www.leaf-line.jp/~iflj/?p=5284


協同金融研究会総会と研究会のお知らせ(2024年5月22日up)

開催日:2024年6月6日(木)午後6時~8時
第153回定例研究会:午後6時~7時30分
  テーマ:「ホールネスで仕事をする
~頭がいいひとたちだけの社会はもういらない~」
講 師:江上 広行 氏

2024年度総会:午後7時30分~8時

開催形態:会場への参集およびZoomミーティングによるオンライン開催
会 場 :プラザエフ(主婦会館)5階「会議室」(「四ッ谷駅」下車、麹町口出口前)
   *会場に来られるか、オンライン参加かを申込書の該当欄にご記入ください。

総会と研究会のお知らせを開く協同金融研究会総会と研究会のお知らせ(2024年5月22日up)

 


政治経済研究所公開研究会のお知らせ(2024年5月17日up)

「政治経済研究所公開研究会のお知らせ」を「交流のひろば」にアップ。

http://www.leaf-line.jp/~iflj/?p=5275


政治経済研究所公開研究会のお知らせ(2024年5月17日up)

公益財団法人政治経済研究所は公開研究会を開催します。

テーマ 金融緩和政策と「財政ファイナンス」を巡る諸問題

     ―各種データを手懸かりに考察―

報告者 田中信孝氏(元岩手県立大学教授)

日 時 2024年5月18日(土)15時~17時

異次元金融緩和政策の問題点を、「財政ファイナンス」を巡る問題を中心として各種データに基づいて明らかにします。

ご参加ご希望の方は政治経済研究所へ下記リンクからお申し込みください。

政治経済研究所公開研究会


「国会議員の皆様と最低賃金を考える学習会」のお知らせ(2024年5月10日up)

「国会議員の皆様と最低賃金を考える学習会」のお知らせを「交流のひろば」にアップ。

「国会議員の皆様と最賃問題を考える学習会」のお知らせ


「国会議員の皆様と最低賃金を考える学習会」のお知らせ(2024年5月10日up)

国民春闘共闘・全労連は5月23日に「国会議員の皆様と最賃問題を考える学習会」を開催します。「最低賃金と労働力の確保ー最低賃金の引上げ・全国一律性の確立」をテーマに山縣宏寿専修大学准教授を講師に迎え「国会議員のみなさまとともに、 最低賃金を引上げ、全国一律制にしていく必要性について学びます」と呼び掛けています。

日時:5月23日 12時15分~14時

会 場:ビジョンセン ター赤坂(永田町)千代田区永田町 1-11-28 合 人社東京永田町ビル

問い合わせ先(全労連事務局):東京都文京区湯島 2-4-4 全労連会館 4 階

TEL03-5842-5611  FAX03-5842-5620

チラシを開く 5・23最低賃金を考える学習会チラシ


「原発避難者の住宅追い出しを許さない会」が「講演+対談」を開催(2024年5月9日up)

「交流のひろば」に「原発避難者の住宅追い出しを許さない会」が「講演+対談」を開催をアップ。

原発避難者の住宅追い出しを許さない会が「講演+対談」を開催


「原発避難者の住宅追い出しを許さない会」が「講演+対談」を開催(2024年5月9日up)

今年3月25日福島県は東京東雲の国家公務員宿舎に住む原発事故の避難指示区域外の避難者4世帯に対して追い出しと損害金請求を福島地裁に提訴しました。これに対して支援のため、設立された「避難者の住宅追い出しを許さない会」は、5月11日(土曜日)に原発事故避難者の人権保障を考える「講演+対談」を開催します。

「講演+対談」のチラシを開く「原発避難者の住宅追い出しを許さない会」の「講演+対談」チラシ(2024年5月9日up) 「講演+対談」チラシ2面

追い出しを許さない会については 原発避難者の住宅追い出しを許さない会 をご参照


コラム 私の5月3日 小原紘 (2024年5月8日up)

コラム 私の5月3日 小原紘を「メッセージとコラム」にアップしました。

コラム 私の5月3日 小原紘


コラム 私の5月3日 小原 紘

「韓国通信」発行人の小原紘さんからコラム「私の5月3日」の投稿をいただきました。小原さんは労働組合に対する激しい破壊、差別攻撃をうけた日本信託銀行労組で労働組合を守る闘い積極的に闘われました。1960年代後半以降地銀連、全相銀連、全信労など金融機関労働組合は経営者による組合分裂・破壊・経営者の意に従う「御用組合」化攻撃を受けました。日本信託銀行でも激しい攻撃を受け、闘う組合に結集する労働者は職場で差別され、その不当な差別に対する闘いもたたかわれました。小原さんは当金融・労働研究ネットワークの前身である銀行労働研究会が発行していた「ひろば」No690(1981年5月15日号)に「私と朝鮮語の出会い」というエッセイを執筆されています。このエッセイの中で小原さんがなぜ朝鮮語を学ぶのかを説明し、明治維新以来の植民地政策の中で日本が侵略してきた朝鮮の人々のたたかいに触れて、「多くの日本人の意識の中に、同じアジア人に対する蔑視、なかでも朝鮮人に対する偏見に満ちた朝鮮感を生み、戦後36年をへた現在でも残っていいる現実とは、いったい何なのでしょうか」と問いかけています。それは、日本信託銀行労組員を差別する第2組合や非組合員の「差別意識」が、「他者を差別し貶めているという自覚」にどの程度基づいているのかという問いかけとなります。自らが、正当な権利を主張したがゆえに受ける差別と、日本人の中に作り上げられているアジアの人々とりわけ朝鮮の人々への偏見・差別と重ね合わせて「差別」が無意識のうちに形成されることを指摘されていました。いただいた「私の5月3日」は「韓国通信 코리아리포트 」からの寄稿で「since2004.11」とあり「NO744」と記されています。小原さんの「韓国通信」の根底に日本信託労組の不当差別撤廃のたたかいがあることを改めて考えます。

エッセイ「私の5月3日」を読む私の5月3日 小原紘